こんにちは。
今回は、初めてバイクを選ぶ時に悩むであろうことについてお話しします。
よく言われるのが「初めはどうせ転けるんだから安い中古でいいよ」という言葉。
・・・本当にそうなの?

「中古の安いバイクって怖くないですか?」
バイクって、整備記録が残っている車両が少ないんですよね。
かつ、バイクはあらゆる部分が露出しています。
その中古バイクの前オーナーが「青空駐車」していたら、多くのゴムパーツが痛み、フロントフォークには細かな錆が浮いていることでしょう。
それに、車と違ってバイクはほとんどがマニュアル車。
前オーナーがバイクに対してどのような運転をしていたかわかりません。
エンジンをかけて、暖気もせずにめちゃくちゃ高回転まで引っ張って乗っていた可能性もあります。
安い中古バイクには、それなりに理由があると思います。
ただ、それなりにしっかりとした値段の中古バイクなら安心できると思いますよ。
壊れることなんて滅多にないでしょう。
バイク乗りたては、やっぱり転けるのか?
バイクに乗り始めたばかりは、やっぱり転けるんでしょうか?
これは、そうですね。
1年乗った人と比べたら転けるリスクは高いでしょう。
私が初めて買ったバイクはNinja400R、しかも新車。
周りに乗っている人もゼロでした。
そんなNinja400Rでしたが、納車した日に立ちゴケしました。二日目も立ちゴケしました。笑
お財布的には1万5000円ほどのダメージを負い、カウルにも傷が入りました。
私の場合は酷いもんでしたが、周りを観察すると立ちゴケする人が3分の1、しない人が3分の2といった感じでしたね。
つまり、転ける人は転けるし、転けない人は転けないのです。(当たり前)
転けたからといって、安いバイクを買っておいたら良かった、とは思わなかった。
転けた時にどう思うのか?
これはもう個人の捉え方、考え方、感じ方の問題になります。
なので、こういった考え方もあるんだな、と思ってもらえるだけで十分かと思います。
私は、転けて傷が入ったって、いつか直せばいいし、多少の傷は逆にかっこいいと思っています。
レーシングカーやレースバイクだって、近くで見ると傷だらけです。
傷は、ライダーとバイクが共に歩んだ軌跡。傷の数だけ思い出があります。
結局、「立ちゴケの傷がついているかよりも、きちんとメンテナンスされているか」ということのが大事なように思います。

傷はバイト数回分の金額で直せる。
転けて傷が入っても、カッコ悪くなるわけではありません。ちょっと転けた程度でしたら、いくらかお金を出せば新車のように綺麗になります。
まだバイクに乗ったことがない人は「修理費はすごいお金がかかる」と思っている人が多いようです。
想像の世界ですから仕方ないと思いますが、大学生ならバイトに5、6回ほど多く入れば修理費くらい捻出できますよ。
私の持論は「一番乗りたいと思ったバイクを選ぼう」ということ。
バイクは完全に趣味の乗り物です。
それなら、自分が好きなものに乗ったほうがいいに決まっています。
多少の立ちゴケ傷なんて、すぐに愛着に変わります。
趣味で乗るバイクだからこそ、一番好きなバイクに乗って欲しいなぁと思うのでした。
皆さんのバイク選びの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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